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今ならカルガモ親子に出会えるカモ!

吉祥寺の自然 カルガモ

この春生まれたフワフワのヒナたち♪

NPO法人サラダボウルの小松由美さん撮影

5月末に、カルガモ親子が井の頭池の岸辺近くを泳いでいる姿が見られました。
井の頭池のカルガモは、ヒナを連れて広い範囲で行動しているようです。5月末には7羽のヒナが観察されています。
カルガモの繁殖期は4月~7月頃で、孵化から約2ヶ月程度で独り立ちするといわれています。今はこの春生まれたヒナを見られますので、井の頭公園にお出かけの際は、ぜひ探してみてくださいね。

「アオミドロ」除去作戦でカモの親子も見つけやすく?

この時期の井の頭池は、藻類であるアオミドロ類が水面を覆います。「井の頭池だより5月号」によると、藻類は、晴れて水温が高い日が続くと発生し、はじめは池底や構造物に付着していますが、やがて浮かび上がって水面を漂うようになります。
こうして水面を浮遊するアオミドロ類が増えると、景観を損なうだけでなく、内部から腐敗して悪臭を放ったり、水の中に日光が届かなくなるといった影響があるとのこと。

カルガモの親子がアオミドロの向こうに

そこで、井の頭池かいぼり隊による、アオミドロ除去作戦が定期的に行われています。長い網で囲い込んで岸に曳き寄せる方法で、藻を池から取り除きます。
フェルト状に折り重なったアオミドロは、水を含んで非常に重く、作業のボートの移動が難しいほどだそうですが、かいぼり隊のメンバーが上手に連携して、狙った範囲の藻を一網打尽にすると、作業の前後を比べて池がきれいになることがわかるのだとか。
水鳥も岸辺に近づきやすくなりますので、アオミドロ類を除去した後のエリアを探してみるのも、カルガモの親子を探すヒントになるかもしれません。
除去作戦は、アオミドロ類の発生が落ち着く梅雨入り頃まで続けていくそうです。

井の頭池ちょこっとウォッチングのテーマは「水草」

6月11日に開催予定の井の頭池ちょこっとウォッチングのテーマは「水草」。
この季節は本来、ツツイトモを中心にガイドするところですが、現在、外来種の水草が増加し、在来水草の生育が脅かされています。その状況も含めて解説していただけるそうです。

日時:6月11日 (土) 10:00~11:30
   9:30から野外ステージ前にて受付、少雨実施
定員:各回30名(当日先着順、事前申込不要)
対象:小学生以上(解説は小学校高学年向け)
持ち物:飲み物、帽子、双眼鏡(あれば)
参加費:1人 30円(保険代として)
 ※体調のすぐれない方は参加をお控えください。またマスクの着用と、密になる状況の回避にご協力ください。
※歩きやすい靴、服装でお越しください(池には入りません)

詳しくは東京都建設局サイトでCheck!

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