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お花見の時に食べたい吉祥寺の銘菓〜俵屋「苺大福」

マルシェ&グルメ おもたせ

吉祥寺は桜の季節。
お花見しながら食べても美味しく、「吉祥寺の手土産」としても喜んでいただける、とっておきの逸品をご紹介します。

京都で創業。160年の歴史をもつ由緒ある名店。

吉祥寺駅から徒歩6分。井の頭自然文化園に続く吉祥寺通りの途中に、趣のある和菓子屋さんがあるのをご存知ですか?
俵屋は、創業なんと1855年。京都の福知山で約140年間和菓子店を営み「御前列車(しっとりした山いも饅頭)」を天皇に献上するまでに。
武蔵野に店舗を移してから30年。茶道を嗜むお客様をはじめ、和生菓子を愛してやまないファンを魅了する名店として知られています。

もともとは甘納豆が看板。

もともと甘納豆の専門店だった俵屋のショーケースには、現在もゴロリと大きな甘納豆の詰め合わせが並んでいます。豆好きにはたまらない、豊富なラインナップです。
上品な甘さを好む吉祥寺のお客様に合わせ、甘納豆のほかに、季節感のある生菓子を次々誕生させ、今に至るそうです。

上品な餡と苺、しっとり餅の絶妙なハーモニー。

手土産として喜ばれること間違いなしなのは「苺大福」。
たくさんのお客様から「今まで食べた中で一番美味しい!」と高い評価を受けている看板商品ですが、ここに至るまでは長い道のりだったそう。

当初は粒餡でスタート。まず、口あたりや甘みを調整するため、こし餡になり、その後白餡に。さらに味に深みを出すため、白餡に小豆をブレンドして現在の味に落ち着いたそう。
お餅部分は白玉粉を使用しているから、しっとり&もっちり。
もちろん苺にもこだわっており、冬は「あまおう」、3月から5月初旬までは「とちおとめ」と、季節によって品種を変えているから、いつ食べても完璧な「苺大福」が味わえます。

その日のうちに召し上がっていただけるなら、手土産には迷わず「苺大福」がオススメです。

桜の香りがたまらない。春は道明寺。

これからの季節でオススメなのは「道明寺」。
俵屋では、香り高い新潟のこがねもちを使用しているのが特徴。餡はこし餡で、小ぶりで薄く食べやすい桜の葉を選んでおり、 一般的な桜餅より丸みのある形がキュート。

柏餅が登場する、5月初旬まで購入することができます。
その日のうちに召し上がっていただけるなら、道明寺もオススメです。

和生菓子の賞味期限は意外と長い。

季節感が味わえ、見た目も美しい、俵屋の練り切り。
口溶けにこだわり、しっとりした食感にするため研究を重ねているそう。
和生菓子はお抹茶をいただく際にいただく印象が強いかもしれませんが、俵屋の生菓子は苦味のあるコーヒーやほうじ茶との相性もバッチリ。苺大福や道明寺に一番合うのは、やはりお煎茶だそう。

和生菓子はその日のうちに食べなければと思っていたら、意外にも賞味期限は4日間もあるそうですから、手土産として安心して利用できます。

ハレの日の「一升餅」は3日前までに要予約。

一歳のお祝いに子どもが背負う、大きくやわらかい餅「一升餅」や「赤飯」は5日前までに予約が必要です。
「一升餅」には名前も書いてもらえるので、1歳のお祝い以外の記念日の印象的なギフトとしてもオススメです。

甘党の舌を満足させてくれる、俵屋の和菓子。
季節感あふれる上品な手土産は、スイーツ好きには喜ばれること間違いなし。渡す人を引き立ててくれる逸品です。

御菓子処 俵屋

営業時間:11:00~18:00
店休日:月曜日・火曜日
TEL:0422-49-5671
住所:東京都武蔵野市御殿山1丁目7−7 グレイス井の頭 1F

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