リスの小径だよりvol.2〜「リス観察」のゴールデンタイム は何時?
吉祥寺の自然
井の頭自然文化園でも大人気の「リスの小径」。
ゲージの中に入って、目と鼻の先でニホンリスを観察することができます。
飼育員の井上さんに、リスが飛び交うリスの小径でお話を伺いました。
エサをかじる音がにぎやかな朝。
リスのエサは1日一回、朝に用意されます。
この時間は、リスが餌をかじる音がそこかしこから聞こえることも。
1日一回といっても、その時間に全部食べてしまうわけではなく、1日かけてかわるがわる食べるため、いつでも餌の風景を見ることができます。


「リス観察」のゴールデンタイムは午前中!
この日伺ったのは、雨上がりの午後。活発にリスたちが動き回っていました。
だいたい朝の餌の時間から午前中にかけて元気いっぱいなのだそうです。
雨が降ってしまうと巣にこもってしまうため、リスの観察は天気のいい日が良さそうです。
また、暖かい時期は大体17時過ぎ、寒くなってくると、15時には巣に入ってしまいます。
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ニホンリス 基本情報:
齧歯目 リス科
学名:Sciurus lis
分布:日本固有種、本州・四国の平野部から亜高山帯の森林・九州や中国地方西部で地域的に絶滅。
(取材:2020年7月初旬)