「おいしいぶどう すっぱいレモン」吉祥寺図書館で開催されました。
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コロナ禍でも子ども達がアートを楽しめる試み♪
コロナ禍で美術館や図書館に行けない子供たちのために、新しい展示とワークショップのかたちにチャレンジしている「吉祥寺美術館」。
昨年10月、YouTubeチャンネルで動画ワークショップを配信し、子どもたちの作品を募集しました。
おいしそうに描くコツは?
「『おいしいぶどう すっぱいレモン』よーくみてから、かいてみよう!」のワークショップは「どうしたらおいしそうに描けるかな?」というテーマで開催されました。
講師は、食品のパッケージや広告のイラストなどを手がける一方、絵本作家としても活躍中の「彦坂木版工房」の彦坂 有紀(ひこさかゆき)さんと、もりと いずみさん。
動画では、形は? 色は? まずは本物をじっくり見て、おいしそうに描くヒントを探すことなどのコツが紹介されています。
動画を見て、クレヨンや色鉛筆、水彩などで、ぶどうやレモンを描いた作品が美術館に集まりました。
集まった子どもたちの作品218点を、3館で巡回展示。
美術館に届いた作品総数は、武蔵野市内をはじめ、全国から合計218点!
作品は、まず11月・12月に「吉祥寺美術館」で展示され、その後1月・2月は「武蔵野プレイス」、そして2月28日まで「吉祥寺図書館」で展示されました。
Web展示でもご覧いただけます。
すべての作品から、描く喜びが伝わって来ます。形は? 色は? おいしそうに描くために、ぶどうやレモンをよく見て、感じて、考えて、それぞれが、真剣にワークショップに取り組んでくれたことがよくわかります。
会場に足を運べない方は「彦坂木版工房」のウェブサイトのWeb展示でご覧ください。
家で過ごす時間が増える中、家族と動画を見ながら、一緒に取り組むワークショップは、思い出深いものになったと思います。
今後も吉祥寺美術館で動画ワークショップを開催予定だそうです。ときどき吉祥寺美術館のサイトをチェックしてくださいね。
浜口陽三記念室「ぶどうとレモン」展でワークショップのルーツがわかる。
今回のワークショップのテーマが「ぶどうとレモン」になったのは、吉祥寺美術館に常設展示されている浜口陽三の静物画に「ぶどうとレモン」がたびたび登場するから。
「ぶどうとレモン」が浜口の眼を通して、どのように描かれているのかに注目です。
浜口陽三の展覧会についてはこちらでCheck!
会場:武蔵野市立吉祥寺美術館「浜口陽三記念室」日時:2020年10月1日(木)~2021年2月28日(日)
開館時間:10:00~19:30 ※休館日2月24日(水)
入館料:一般100円(小学生以下・65歳以上・障がい者の方は無料)
終了しました。
詳しくは吉祥寺美術館公式サイトをCheck!