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詩人・野口雨情の書斎「童心居」を訪ねて。

吉祥寺ガイド 童心居

野口雨情の「書斎」が自然文化園内に。

「シャボン玉」「七つの子」「赤とんぼ」など、数多くの童謡で知られる詩人、野口雨情は、約20年にわたって吉祥寺に居を構えました。彼が創作活動をおこなっていた書斎「童心居」が、井の頭自然文化園内に移築され、公開されています。
(井の頭恩賜公園内の歌碑についてはこちら

文化園の中でも穴場!?「童心居」は奥まったところに。

自然文化園のなかでも奥のほう、鬱蒼とした木立にすこ~し不安になってくるあたりに童心居はあります。 この日は“雨情”の名前にふさわしく、しとしと雨。



いきもの広場の奥。「童心居」へとつながる道。

余計なもののない、シンプルな雨情の書斎。

門をくぐると、飛び石のむこうにこぢんまりした建物があります。
本宅の敷地内に「はなれ」として建てられた、この建物。
雨情も障子越しに外を眺めながら、書き物に励んだのかな…、などと思いが馳ります。



二方向が窓という開放的なつくり

「童心居」室内の様子は。

室内には「シャボン玉」と「七つの子」の書が掛かっています。
通常は、室内に上がることはできませんが、貸し出しを申し込み、利用することができるそう。
お茶会や句会の会場としての利用が多いそうです。緑の中、詩人の書斎で味わうお茶会に、いつか参加したいものです。
※当面の間、人数を制限した上で、貸し出しを行なっているそうです。


最高の濡れ縁。目の前は日本庭園。

心まで深呼吸できる、貴重なスポット。

濡れ縁に腰掛けて、雨情の歌を口ずさめば、いっとき現実を忘れます。
ふと、賑々しい日常からエスケープしたくなったとき、足を運びたいスポットです。

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