吉祥寺は旧石器時代から人気だった!井の頭池周辺はなんと「史跡」。
吉祥寺ガイド井の頭池周辺から縄文時代の住居跡が60軒以上。
吉祥寺は「住みたい街」の上位にランクインする人気の街ですが、その人気はなんと「旧石器時代」から始まっていました。
井之頭弁財天の脇にある「説明ボード」によると、井の頭池周辺では、縄文時代の住居跡60軒以上、旧石器時代の遺物などが発見されており、池の周辺にたくさんの人が暮らす村があったことが推測できます。
縄文時代は1万2000年~2400年前といわれていますから、吉祥寺は1万年以上前から人気のエリアだったのです。
井の頭公園内には「御殿山遺跡」も。
井の頭恩賜公園案内所のそばには「御殿山遺跡」があり「直径5メートルの竪穴式住居跡」をはじめ、多くの建物が発見されています。井の頭公園には3~4000年前の集落があったことがわかっています。
遺跡周辺は宅地化が進んでしまったため、全体像はわからずじまいですが、旧石器時代・縄文時代から現代まで、吉祥寺の魅力がつながってきたことを実感できます。
水と緑が豊かな土地に、人が集い、文化が育まれるのは、今も同じです。