吉祥寺は曇りだったのに、井の頭池だけ雨?数百の水紋の正体は?
吉祥寺の自然
水面に落ちる雨粒のような円を描いているのは。
曇り空で、雨は降っていないのに、井の頭池の水面には、雨が降っているような丸い水紋が、次から次へと生まれては消えています。
目を凝らして、よ〜く見てみると、何やら黒くて細い物体がスイスイ。
その正体は「アメンボ」。水面の上で、足を動かすたびに丸い波紋が生まれるのです。
無音で次々うまれる丸い波紋は異次元の魅力。
水の上に浮いて動く忍者のような姿は、1匹見ているだけでも飽きませんが、ここまで大量のアメンボともなると、水面には無数の波紋が生まれ。まるで雨が降っているよう。
「アメンボ」の名前のとおり、くもりの日でも、晴れの日でも、水面を「雨ふりの日」のようにしてしまうアメンボ。
音もなく、水面に次々と丸い波紋が広がるのは美しく、うっとり見とれるほどです。
お散歩の際は、井の頭池で目を凝らしてみてください。