小窓からそ〜っとのぞく「鳥たちの楽園」。井の頭公園バードサンクチュアリとは?
吉祥寺の自然目次
「西園」と「第二公園」の間。鳥たちの楽園を見つける探検家気分。
井の頭公園といえば、井の頭池のまわりを散歩するだけと思っている方も多いかもしれません。
じつは、井の頭公園の西側には、広大な森が広がる「西園」があり、三鷹の森ジブリ美術館や、陸上競技ができるグラウンド、さらには野球場やテニスコートもあります。
「西園」の東側には、人が入ることができない、鳥たちの楽園「バードサンクチュアリ」があります。
人目につかないよう、ひっそりと管理されているので、気づかずに通り過ぎている人がほとんどかもしれません。
まず案内板で「第二公園」へのルートを確認。
バードサンクチュアリは見つけにくいので、目指すときは、案内板の地図で位置を確認することをオススメします。
「西園」と「第二公園」の間にある、タテに長い三角形のエリアがバードサンクチュアリです。
バードサンクチュアリの周辺には「小鳥の森」の案内板が。
「小鳥の森(バードサンクチュアリ)」の案内板には、次のように紹介されています。
ここは、小鳥たちの森です。井の頭恩賜公園の中でも下草や中低木がよく茂っているところです。
そういうところを好んでやってくる小鳥たち(ツミ、ツグミ、シロハラ、ルリビタキ)にために、保全していく森です。フェンスの中には入らないでください。
森をのぞける小窓があるのは、北の端にある壁面だけ。
バードサンクチュアリの敷地の西側に沿って、玉川上水が流れています。敷地の北端には、小鳥たちの様子を小窓からのぞいて観察できる壁面があります。
息をころして、静かに観察しましょう。
窓の向こうには、小鳥がエサを食べたり、水を飲んだりできる森が広がっています。小鳥たちを驚かせないよう、小窓から静かに観察しましょう。
井の頭の自然を見守り、平和な楽園をみんなで保全していきましょう。