「わたしの吉祥寺」vol.2〜吉祥寺音楽祭MC「青江好祐さん」
ミュージック目次
吉祥寺カルチャーの立役者が今想うこと。
吉祥寺を愛し、吉祥寺のカルチャーを支えている方々に、お気に入りのスポットや過ごし方など、吉祥寺の魅力を紹介していただくコーナー「わたしの吉祥寺」。
第2回は、35年の歴史をほこる「吉祥寺音楽祭」で司会をつとめる「青江 好祐さん」が、吉祥寺のライブハウスとの歩みと、新型コロナの宣言が解除された今、想う気持ちを語ってくださいました。
アーティストの人生と共に歩むライブハウス♪
青江 好祐さん談:
僕は2000年から「ユースムースアヴェニュー」というバンドで活動しています。
ビートルズなどの60年代の音楽や、ハーモニーに影響を受けた音楽を追及してきました。
上京したのは2004年1月。
東京にほとんど知り合いがいない中、初めて「吉祥寺Planet K」に出演しました。2009年に一度バンドを解散するまでは、月1ペースで出演させてもらっていました。
当時「吉祥寺Planet K」には、歌を大事にするいわゆる「歌もの」バンドが沢山出演していて、そのおかげで音楽仲間があっという間に増えました。
バンドを解散してからも、弾き語りや、女性だけのバックバンドとの「青江好祐と女たち」として出演が続きました。
2016年に「ユースムースアヴェニュー」を再結成し、今でも2か月に1度くらいは「吉祥寺Planet K」のステージで演奏しています。
吉祥寺との縁は、グランプリになったことで本格的に。
思い返せば、2005年に吉祥寺音楽祭の吉音コンテストに推薦してくれたのが「吉祥寺Planet K」。
そこでグランプリを頂いて、吉祥寺とのご縁が本格的になりました。
その後「吉祥寺Planet K」代表の川名さんに声をかけて頂いて、吉祥寺音楽祭で、司会も担当するようになりました。
川名さんは吉祥寺音楽祭の立ち上げから関わっておられるので、今でもお酒を飲みながら色々と面白い話を聞かせてくれます。その時はもちろん、奢ってもらってます(笑)
ライブハウスに感謝♪
青江 好祐さん談:
代表の川名さんだけでなく「吉祥寺Planet K」のスタッフ皆にいつも優しくしてもらってます。
打ち上げのくだらない話での盛り上がりはもちろん、初めて演奏する曲でも、音響や照明をばっちり合わせてくれたり、プロとしてクオリティの高い仕事をしてくれます。
初めてここで演奏してから16年くらい経つので、スタッフの入れ替わりも色々見てきましたが、変わらずに音や照明、スタッフが演者に寄り添ってくれる場所だなと感じています。
これからも吉祥寺で♪
吉祥寺が「住みたい街」と呼ばれる少し前から、この町を知ってますが、お洒落なだけではなく、脈々と続く伝統を大事にする、良い意味で地味な「村」だと感じています。
コロナ禍の影響で「吉祥寺Planet K」に限らず、全国のライブハウスはまだまだ大変な時期が続きます。
微力ですが、これからも吉祥寺の町、そして「吉祥寺Planet K」に寄り添いつつ、音楽家として成長できたら良いなと思っています。
青江 好祐さんプロフィール
青江 好祐 (アオエ コウスケ)
バンド「ユースムースアヴェニュー」のボーカル。
吉祥寺を中心に活動中。