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コンシェルジュが案内する「吉祥寺まち案内所」は祝20周年!

吉祥寺ガイド

お買い物や街歩きで迷ったら、吉祥寺が大好きなコンシェルジュに聞いてみて。

吉祥寺サンロード商店街に入ってすぐ右手、三菱UFJ銀行とシェーキーズの間にある赤いインフォメーションボックス「吉祥寺まち案内所」を利用されたことはありますか?
ここでは吉祥寺のガイドマップやチラシなどをもらえるだけでなく、ボランティアのコンシェルジュが2名常駐して、吉祥寺に訪れる方のお困りごとや質問に答える「まち案内」をおこなっています。

2004年にオープンした「吉祥寺まち案内所」は、今年で20周年!
2007年暮れから17年間コンシェルジュを務めている、コンシェルジュ実行委員会代表の麻生さんにお話をうかがいました。

コンシェルジュ実行委員会 代表 麻生さん

お食事やショッピングに来る方にこそ、利用してほしい。

「吉祥寺まち案内所」の利用者は、月に1500人前後。
桜の季節や、GWの吉祥寺音楽祭、9月の吉祥寺秋まつりなど、大きなイベントのある月には2000人を超える方が利用されています。

案内所やインフォメーションと聞くと、観光客向けと思っていた方もいらっしゃるかもしれませんが、「国内の方が9割で、実は海外の方は1割いないんです」と麻生さん。
吉祥寺まち案内所は、「観光案内所」ではなく、「まちの案内所」なので、地元の方や、近隣のエリアからショッピングや用事を済ませに吉祥寺に訪れる方にとっても、強い味方なんだそうです。

ガイドマップや吉祥寺のお土産のパンフレットも充実。

食事をするお店がなかなか決められなくても大丈夫。案内所を訪ねてみましょう。
ラーメン、和食、うなぎ、フレンチ、イタリアンなど、ジャンル別でオススメのお店を案内してもらえますよ。
もちろん飲食店だけでなく、生活用品も、スポーツや手芸など、吉祥寺が大好きなコンシェルジュが教えてくれます。
常に最新情報をリサーチして、正しい情報をお伝えできるよう努めていらっしゃるそうです。

「案内所」誕生のきっかけは?

「吉祥寺まち案内所」は2004年6月16日にオープンしました。
誕生したきっかけは、当時ではまだ珍しかった「着地型観光」いわゆる「インバウンド」に着目したことだったそうです。

(麻生さん)「当時、NPO法人「まちづくり観光機構」の理事長が、地域を訪れる人を対象とした「着地型観光」に着目したことがきっかけになっています。
着地型観光の実現には地域のことを知っている人が必要で、地域の人を巻き込むネットワークが必要ということから、商店街や大型店をつなぎ、さらに「インフォメーション」が必要である。ということに至りました。

ちょうどその時期におこなわれていた、サンロード商店街のアーケードの掛け替えに合わせて、まち全体の案内をおこなう「吉祥寺まち案内所」が作られました。
その後20年間、「吉祥寺総合案内所運営委員会」(各商店街、大型店、商工団体、武蔵野市役所等が会員)のご支援のもと、ボランティアで構成するコンシェルジュ実行委員会が窓口での案内を担っています。」

発足から20年。吉祥寺の街の変化とは?

案内所をとおして感じた、20年間の吉祥寺の一番の変化は、
「街がきれいになったこと」だそうです。

「まち案内所が誕生した当時は、まだ駅前にキャッチの人が多かったり、タバコの吸い殻が至るところに落ちていた時代。
その後、武蔵野市の安全パトロール隊「ブルーキャップ」による見回りを強化したり、駅周辺のエリアに禁煙地区が制定されたことで街全体がきれいになりました。」
と、街を挙げてとりくんできたことが浸透してきたのを実感されている麻生さん。
同じ場所から吉祥寺を見てきた麻生さんならではの視点ですね。

赤いボックスと右側の棚が案内所。

「案内所」を利用すると、街歩きがもっと楽しくなりそう!

ボランティアで吉祥寺の案内をされているコンシェルジュの皆さんのやりがいは、
「利用された方が、帰りにお礼を言いに戻ってきてくれること」。
ときどきプラスの情報をくれる方もいるとか。

「穴場のカフェはどこですか?」とか、
「吉祥寺の手土産はどこで買えますか?」などなど、
ちょっとしたことでも、気軽にたずねてみてください。
吉祥寺の街歩きがもっと楽しくなるかもしれません!

吉祥寺まち案内所

住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町1-15-2
営業時間:11:00〜18:30
定休日:なし(年末年始のみ休業)

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