飛ぶ鳥も狩る身体能力!アムールヤマネコの絶対にあきらめないジャンプ動画!
吉祥寺の自然目次
井の頭自然文化園の「みてみてえさの時間だよ」に行こう!
「アムールヤマネコ」は中国東北部からシベリア東南部、朝鮮半島などの東アジアの森林に生息しています。ヤマネコは毛皮として珍重されるうえ、生息地が減っているために、急激に数が減ってきています。
現在、井の頭自然文化園では、3頭の「アムールヤマネコ」が飼育されています。
アムールヤマネコは、まるでイエネコのように見えますが、イエネコよりもヒョウやライオンに近い野生のネコ科動物です。耳は小さく丸みがあり、裏側に白斑があるので、簡単にイエネコと見分けられます。さらに身体能力の高さを見れば、イエネコとの違いは歴然です。
「みてみてえさの時間だよ」では、若いオスのアムールヤマネコ「ユズキ(5歳)」が、160cm以上の高さにジャンプして一瞬でエサを捉える様子「アムールハンティング」を見学できます。
動物園生まれの「ユズキ」が、限られた飼育空間で、運動不足を解消し、身体能力を活かせるよう、飼育員の唐沢さんが野生での狩りの行動から試行錯誤して、仕掛けから手作りしたそうです。
ヤマネコはあきらめない!超絶ジャンプ!
ヤマネコは、ジャンプして空に飛んでいる鳥をつかまえることができ、かなりの高さまでラクラクジャンプします。「ユズキ」は、木の上を巧みに動いたり、垂直な壁をかけ登ることもあります。
「みてみてえさの時間だよ」でヤマネコのワイルドな食事を。
アムールヤマネコ の食事はワイルド。井の頭自然文化園では、馬肉、鶏頭、鶏もも肉、マウスを与えており、バリバリと骨を砕いて食べる姿は野生のたくましさを感じさせてくれます。
井の頭自然文化園に行ったら「みてみてえさの時間だよ」は、アムールヤマネコ だけでなく、さまざまな動物で実施されています。動物たちがエサを食べる様子や、なかなか見ることのない動物たちの生態を間近で観察することができます。
飼育員の楽しい解説も聞けるかもしれません。
開催日時は、井の頭自然文化園公式サイト「みてみてえさの時間だよ」をCheck!
「ヤマネコガイド」でヤマネコ博士に!
井の頭自然文化園では貴重なヤマネコの生態を伝えるために、ボランティアによるガイドもおこなわれています。
ヤマネコについて、実物大のぬいぐるみやフンの標本などを使いながら、わかりやすく解説してくれます。イエネコとの違いやくらし、生息地での現状などを聞いて、ヤマネコ博士になりましょう。
日時:第2・4土曜日、第2・3・5日曜日の13:30~14:30
場所:井の頭自然文化園(本園)ヤマネコ舎
詳しくは「井の頭自然文化園公式サイト」をCheck!