台湾料理店 月和茶のデザート「水果豆花」♪〜吉祥寺のひんやりスイーツ
マルシェ&グルメ目次
東急百貨店吉祥寺店のはす向かいのビルの2階に、台湾料理「月和茶(ユエフウチャ)」があります。
エントランスから異国情緒があってステキ感たっぷり。
ランチからティータイム、ディナーまで、どんな時間帯に利用しても美味しい台湾の味を楽しめます。(緊急事態宣言下のためディナーは休止中)
吉祥寺の小さな台湾「月和茶」♪
「月和茶」は、カラダが喜ぶ台湾料理と台湾茶&點品の店です。
吉祥寺に店を構えて12年。もともと吉祥寺に魅力を感じていた楊さん。しかし物件が見つからず、経堂でスタートをきり10年間営業することに。その後吉祥寺に移転し、今では吉祥寺の有名店になりました。
楊さんは台南の出身。お寺が多く趣のある台南の雰囲気が「月和茶」にも流れています。
台湾の伝統を感じさせるインテリアは、楊さんのお母さんの実家をモチーフにした、楊さんの手作り。もともとイラストレーターだった楊さんのセンスの良さがインテリアにも光っています。
豆花は毎朝お店で手作り。
杏仁豆腐、芋圓、豆花、パイナップルケーキなどのデザート類からワンタン、ちまき、辣油などすべてお店で手作りしている中で、季節感をたっぷり味っていただけるオススメのスイーツが「豆花」。
豆花は毎朝お店で手作りしているそう。
シロップももちろん自家製。黒糖を鍋で炒り、香りが出てきたら、お湯を一気に投入。そこに生姜を加えて、風味とコクを豊かにしているそう。フルーツに合わせてシロップをつくるため、季節ごとにシロップの味も変わります。
季節のフルーツが楽しめる「水果豆花」♪
8月は、夏のフルーツがごろっと乗った「水果豆花」がオススメです。
きび砂糖で上品に炊いたパイナップルにスイカ、ドラゴンフルーツがデコレーションされています。旬のフルーツを厳選するため、豆花の上に乗せるフルーツは日がわりです。
台湾らしく漢方食材の「キクラゲ」や「クコの実」が使われることも。
秋にはきくらげと梨の豆花、冬には温かい金柑の豆花。春はイチゴとハイビスカスの豆花と、季節ごとに楽しめるから、オーダーするときは要チェック。
メニューも楊さんのデザイン
じつは「月和茶」のメニューは、写真撮影からデザインまで楊さんのお手製。どんな食材が使われているかがわかりやすく、美味しさまで感じられます。
調理の合間に、厨房の奥から店内に目を向け、お客様が食べる表情を見て、ご満足いただけているか確認しているという楊さん。
直接お客様と話す機会のない楊さんの想いが、メニューに込められているのです。
台湾のお母さんのレシピ「魯肉飯」は絶品!
「月和茶」はスイーツだけでなく台湾料理も絶品。その中でも特にオススメなのが「魯肉飯」。
台湾の地域ごとに味もスタイルも異なる「魯肉飯」ですが、「月和茶」では楊さんのお母さんの味を再現しています。
男ばかりの4人兄弟だった楊さんの家では、お母さんが食事の席にいつも「魯肉」を置いてくれていたそう。
楊さんが店で「魯肉飯」を出し始めたとき、お母さんからレシピをもらい作ってみたけれど、なかなか同じ味にならなかったそう。お母さんが店に来くれるたびに、ダメだしされながら料理法を伝授してもらい、今では魯肉飯が看板メニューになっています。
テイクアウトでおうちごはんがオシャレな台湾風に。
現在「月和茶」の看板メニューをテイクアウトできるようになっています。
魯肉飯、手作りちまき、大根餅、そして豆花までテイクアウトできます。
豆花はトッピングを別の容器に入れてもらえ、お店と同じ美味しさをご自宅で楽しめます。
楊さんのパイナップルケーキもテイクアウトにオススメです。パイナップルの餡を包んで焼いていて、サクッとした味わいが特徴です。
「月和茶」には、ホッとする安らぎと、心に沁みる美味しさが詰まっています。
台湾茶藝館 月和茶
住所:武蔵野市吉祥寺本町2-14-28 大住ビル2F
TEL:0422-77-0554
詳しくは「月和茶」公式ツイッターでCheck!