高校生が地元サッカークラブ公式戦プロデュース!
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吉祥寺・藤村女子中高 × 東京武蔵野ユナイテッドFC
10月29日、藤村女子中高の生徒がプロデュースした「東京武蔵野ユナイテッドFC」の公式戦が、武蔵野陸上競技場で開催されました。
東京武蔵野ユナイテッドFCは、東京都と武蔵野市を拠点に活動するサッカークラブで、この日行われた対FCマルヤス岡崎戦は、ホームでの開催。地域貢献プロジェクトの一環として、藤村女子の高校2年生が学年全員で試合をプロデュースしたということで、取材に伺いました!
公式試合の1日を丸ごとプロデュース!
藤村の探究授業「ふじ活」の中で高校2年生が取り組んできたこの企画は、学年を「製作」「広報」「イベント」の3チームに分け、半年ほど前から準備を進めてきたそうです。
製作班は立て看板やポスターなどを製作、広報班は商店街にポスター掲示を依頼して回ったり、SNSの運営を行いました。
試合当日はイベント班が、子供たちを対象にした「ミニ運動会」を開催したり、「スタンプラリー」や「選手人気投票」などを実施しました。

チームのファンはもちろん、子供から大人まで、一緒に来ているご家族にも楽しんでもらえるようにな工夫がされており、とても温かいイベントになっていました。
藤村とFCのコラボデザイン「特製丸うちわ」

会場受付でもらえる「特製丸うちわ」は、製作班の生徒が作ったオリジナルコラボデザイン。
表は東京武蔵野ユナイテッドFCのエンブレムがあしらわれ、チームカラーのブルーとイエローで構成。裏面は、藤村女子学園カラーの紫色で、校章と藤の花が描かれています。藤村女子プロデュースDAYの記念になるアイテムですね!

ハーフタイムは生徒がダンスパフォーマンス!
ハーフタイムには、3つの部活動によるダンスショーが行われました。
ダンス部、新体操部、バトン・チアダンス部がそれぞれの個性で力強いパフォーマンスを披露。試合に華を添え、盛り上がりました!




当日の試合運営にも生徒が参加

開会宣言は、公式戦プロデュース実行委員長が務めました。
一緒に企画の準備をしたり、選手に講演に来てもらうなど交流を深めるうちに、生徒たちもクラブチームに親しみを感じるようになったそう。「どれくらいお客さんが入ってくれるのか、また、1年前に初めて試合を見た時とは違う気持ちで試合を観戦するのが楽しみです。」と話してくれました。
ハーフタイムショーのDJや、選手の入場行進先導にも生徒が登場するなど、当日も、さまざまな場面で生徒が試合運営に参加していました。

試合中のボールパーソンを務めた生徒からは「選手に一番近い場所で試合に参加できて楽しかった。貴重な機会だった。」という声を聞きました。

結果は惜敗も、試合は大成功
試合は惜しくも2-3で敗れてしまいましたが、800名を超える観客が見守る中、大成功の「藤村女子プロデュースDAY」だったのではないでしょうか。
忙しい1日の中で、緊張したりしながらも、参加した生徒たちは皆さんとても生き生きしていたのが印象的でした!
