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第18回「吉祥寺アニメーション映画祭」グランプリ各賞が決定!

イベント

受賞者のみなさま。おめでとうございます!

2月26日(日)に武蔵野公会堂で「吉祥寺アニメーション映画祭」表彰式が行われ、グランプリ以下、各賞が発表されました。
公募作品の中から選出された12作品は、どれも完成度が高く、個性豊かな作品ばかりでした。
本日は、力作の中から選ばれた受賞作品をご紹介します。

一般部門グランプリ
『喪失の家(상실의 집)』全振圭監督

【あらすじ】
老人ホームで老人達は頭を刈られる。
そこで働く主人公は老人達を観察するが、彼らの表情は読み取れない。しかし、ある瞬間から、彼らの顔を眺めるようになる。

優秀賞『I remember』魏蔓監督

【あらすじ】
画風が変わるにつれて、「画家になりたい」という子ども時代の夢から物語を語り、それらの記憶に関わる人物・場 所・事件を巡って脳内での情報収集を行なった。鑑賞者はこの作品で、作者の子ども時代の画風からはじめ、年齢が重ねるにつれて、絵画スタイルの漸次的な変化を見ることになる。「鮮明な記憶」がストーリーのフレームを築き上げ、同時に叙事の部分になる。また、「曖昧な記憶」も不確定性が存在するため、これらの曖昧部分については線・同色絵・ メタモルフォーゼなどの手法を試みた。『憶えていて』中にはアートスタイルの並置は叙事手段として使うだけではなく、直接にストーリーそ のものの一部として有機的に活用した。その中でアニメーションの特性 を利用し、画風の変化を通して自分の成長を間接的に暗喩した。

ギャグアニメ賞

該当なし

ストップモーション・アニメーション賞『春になったら~こぐまのユーゴ物語』村田 朋泰監督

【あらすじ】
2016年5月に生まれたユーゴ。2020年5月、日常はコロナウイルスによってかわってしまいました。この物語はユーゴのお母さんが息子の成長をスマホで撮影した記録と、5歳になったユーゴの家族のお話です。ユーゴの成長記録は田舎で暮らすばあばも楽しみにしています。ばあばはたくさんの笑顔をくれるユーゴの姿に励まされ、元気をもらっています。2020年の春、ばあばは久しぶりにユーゴに会いにやってきました。ところがユーゴはアニメに夢中です。ばあばはユーゴを誘い出し、公園で開かれている「お笑いショー」を見に行きます。「お笑いショー」はとても楽しく、その日のユーゴは夜遅くまで楽しかったことを家族に話すのでした。 ところが…

審査員特別賞『ときめく良太』木原正天監督

【あらすじ】
ある日の学校の帰り道、良太はある行動を繰り返していた。

審査員特別賞『はなくそうるめいと』池田夏乃監督

【あらすじ】
内気な少女ハナコは、みんなで遊ぶ子たちを遠目に見ながらも声をかけ る勇気がなく、いつも1人で遊んでいる。そんな時、ギャルのハナクソ「ぶがちょ」が現れ、友達作りの手助けをしてくれる。

STUDIO4℃賞
『喪失の家(상실의 집)』全振圭監督

コアミックス賞『いぬ、ストリートピアノ』熱田 彩那監督

【あらすじ】
ストリートピアノに強い憧れを抱いた”いぬ”は、自分もその舞台でピアノを弾くことを夢みる。人間との体格差に落ち込んだりしながらも猛特訓を重ね、ついにストリートピアノで曲を披露することが叶うのだった。

PRODUCTION I.G.賞
『喪失の家(상실의 집)』全振圭監督

ジブリ美術館賞『鬼、布と塩』西原美沙監督

【あらすじ】
遥か前、鬼たちと村人たちは、少しだけ離れた別々の山で暮らすことにした。しかし長い時間が流れる中、その約束はもう皆から忘れ去られている。木にくくりつけられた布は曖昧に互いを遮断し、塩は曖昧に互いを繋げようとする。村人たちの不安に武士らが駆けつけるが、何が恐ろしいものなのか、皆が判らないでいる。

表彰式のあとのスペシャルセッションも見応え十分!

審査員とゲスト監督のスペシャルセッションでは、スペシャルゲストとして、機動戦士ガンダムのキャラクターデザイン・作画監督を務めた漫画家、アニメーション監督の安彦良和さんをお迎えし、応募作品へのプロフェッショナルならではのコメントや、これからのクリエイターへむけた展望など熱いトークが繰り広げられました。

詳しくは「吉祥寺アニメーション映画祭」公式サイトでCheck!

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