絵巻物のような装飾、ダイヤ街神輿。展示は9月5日から。
吉祥寺で開運ダイヤ街神輿が誕生したのは、昭和62年。
浅草「宮本卯之介商店」の宮本重義氏が手がけた素晴らしい神輿です。
屋根の下から大きくせり上がる蕨手と膨らみを抑えた屋根の形が特徴の三社型(さんじゃがた)で、胴回りの彫刻には極彩色が施され、各部は金と黒の配色で統一されています。二重台輪で重厚さがさらに際立っています。
鳥居の奥の精緻な装飾は必見!
神輿に近づいてみると、鳥居の奥に精緻な彫刻が施されています。庇の下には天女が舞っていたり、天馬が駆けていたり、その美しさに惹き込まれます。
御簾の奥にあるため、写真を撮影できたのは正面だけですが、間近で鑑賞すれば、他の3面も装飾もご覧いただけます。
サンロード商店街の親子神輿も豪華!
武蔵野商工会館1階の武蔵野観光機構スペースに、親子を思わせる神輿が2台並んでいます。
子ども神輿も本格的で、荘厳さがあります。
秋にはお神輿が各地で展示され、宮大工の技でつくられた美しい芸術を間近で鑑賞することができます。
展示期間中に是非足を運んでみてください。
ダイヤ街神輿展示
期間:9月5日(木)〜9月12日(木)
場所:東急百貨店吉祥寺店9階