吉祥寺美術館『中野浩樹-水の記憶-』7月25日(土)〜9月6日(日)
カルチャー
目次
コピス吉祥寺A館7階の武蔵野市立吉祥寺美術館では、7月25日(土)より、企画展示室の展覧会『中野浩樹-水の記憶-』が始まります。

無限に変容する“水”を描き続ける画家・中野浩樹
無限に変容する“水”を一貫して描き続けている画家・中野浩樹(1981年生まれ)。当初は、油絵からアクリル、そして岩絵の具へ画材を変えながら、自然の美を追いかけ制作していました。
描く対象も、雪の舞う景色から始まり波の情景へと移り変わっていき、やがてその視線は、水の表面や水中など、さまざまな角度から捉えた“水”の動きへと注がれるようになります。
繊細な筆致で中野が描き出したのは、自由自在に変貌する水の形態だけではありません。色彩の重なりが生み出す水の流れや、舞い上がる水しぶきの粒一つひとつが画面にリズムを刻むことで、躍動感と生命感を響かせ、不思議と耳の奥に音が立ち上がってきます。

円窓から着想を得た円形のキャンバスに制作することも作品の特徴のひとつです。
自然の風景を切り取りさらに枠の中に魅力的に見せるために捉え直した“生けどる”という日本古来からの美意識に倣い、日々の観察から自身の感じた一瞬の水の表情を“生けどる”ことを試みました。それは、単なる一瞬の静止ではなく、移ろいゆく美しさそのものを描き出しています。


水の情景に一心に向き合い続けた旧作から新作までを展示。
──美しくも瞬時に散る水の表情や情景を留め見つめてみたい。その場の音や風を表現したい。
と常に作品の核であり続けた“水”。
本展では、旧作から新作までを展示し、中野が一心に向き合い続けた“水の記憶”をたどります。
作家プロフィール
中野浩樹 HIROKI NAKANO
1981年神奈川県生まれ。2005年多摩美術大学絵画学科油画専攻卒業。
2022年から開成中学校・高等学校、本郷中学校・高等学校 非常勤講師。
主な個展に2016年「水の操演」(f.e.i art gallery / 東京)、「水の旋律」(東邦アート / 東京)、2018年「水の呼吸」(新宿高島屋 / 東京)、2021年「水の協奏曲」(日本橋高島屋 / 東京)など。 2017年「アートフェア東京」、「新宿高島屋美術画廊10周年記念-そして広がる-」(東京)、2018年「小さなアートのクリスマス展」(新宿高島屋 / 東京)、2019年「Arts & Crafts for Dalí」(諸橋近代美術館 / 福島)などグループ展やアートフェアに多数参加。

8月2日【ワークショップ①】胡粉を使って、絵を描いてみよう!
「胡粉(ごふん)」は、日本画に用いられる伝統的な白色で、貝が原料の絵具です。胡粉が使用されてきた時代背景などにも触れながら、胡粉を乳鉢で練って作るところから体験し、絵を描いてみませんか?
開催日:2026年8月2日(日)
開催時間:①10:00〜12:00 ②13:00~15:00
講師:中野浩樹(出品作家)
開催場所:吉祥寺美術館 音楽室
対象:①小・中学生(小学校低学年は保護者同伴)②一般(高校生以上)
参加費:一人1,000円(材料費込み)
持ち物:汚れてもよい服装またはエプロン
申込み:
7月10日(金)10:00より電話(0422-22-0385)にて受付・先着順
※1回の電話で2名まで受付
8月23日【ワークショップ②】水を描いてみよう!
水槽に張った水を観察し、岩絵具を使って水を描いてみませんか?
開催日:2026年8月23日(日)
開催時間:13:00〜16:00
講師:中野浩樹(出品作家)
開催場所:吉祥寺美術館 音楽室
定員:10名
対象:どなたでも(小学校低学年は保護者同伴)
参加費:一人1,000円(材料費込み)
持ち物:汚れてもよい服装またはエプロン
申込み:
7月31日(金)10:00より電話(0422-22-0385)にて受付・先着順
※1回の電話で2名まで受付
吉祥寺美術館『中野浩樹-水の記憶-』
会期:2026年7月25日(土)~2026年9月6日(日)
会期中の休館日:7月29日(水)、8月26日(水)
開館時間:10:00~19:30
開催場所:武蔵野市立吉祥寺美術館
入館料:300円、中高生100円
※小学生以下・65歳以上・障がい者のかたは無料
主催:武蔵野市立吉祥寺美術館(公益財団法人 武蔵野文化生涯学習事業団)
協賛:株式会社シンシ
協力:上羽絵惣株式会社
詳しくは吉祥寺美術館サイトでCheck!