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狛犬も指定文化財!井の頭弁財天の石造物群!

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井の頭弁財天

かわいらしい狛犬。作られたのは、なんと250年前。

江戸時代、井の頭池は神田上水の水源となり、江戸城内や下町に水を供給していました。そのため、弁財天は江戸町民からの厚い信仰を受け、行楽の地としても愛されていました。
神田川の水は清く澄んでいたので、当時の代表的な染物である江戸紫を染め出すのにも利用されていたそうです。

三鷹市指定文化財「井の頭石造物群」

井の頭弁財天のさまざまな石造物は、江戸時代に作られた三鷹市の指定文化財です。もっとも古い石造は300年以上前に作られました。

・狛犬一対:明和8年 (1771年)
・水盤:正徳3年 (1713年)
・石橋:文化14年 (1817年)
・石灯篭一対:天保4年 (1833年)
・辛夷の碑:明治26年 (1893年)
・水盤:安永4年 (1775年)
・石階段:文政7年 (1824年)
・紫燈篭一対:慶応元年 (1865年)
・石鳥居標石(宇賀神):明和4年 (1767年)
・石燈篭一対:文化7年 (1811年)
・石燈篭一対:享保5年 (1720年)

明らかに手作り。丸みのある石が温かい。

たしかに石造物に近づいて、じ〜っと見てみると、角が90度ではなく、丸みがあって、手で削り出したことがよくわかります。
弁財天さんをお参りする際に、注目してみてください。

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