吉祥寺オフィシャルサイト

吉祥寺.me

ついに「ひょうたん池」まで透明に!湧き水ばんざい!

吉祥寺の自然
マコモ

「見とけばよかった〜」と後悔しなくていいように。

10月の豪雨の影響で井の頭池に湧き水が復活し、11月上旬には井之頭弁財天周辺の池が透明になって「池の底まで見える〜!」と喜んでいました。
あれから1ヶ月。
弁天池周辺をお散歩した方は、池の水が澄んで、まるで金魚鉢のように水草がユラユラと漂う景色を、うっとりと眺めてシアワセな時間を過ごされたことと思います。

11月には「しばらくしたら、池の水がよどんでしまうのかな〜」と思っていましたが、自然は雄大なのですね。湧き水の透明な水は、今、井の頭池のすみずみにまでいきわたっています。

ひょうたん池

紅葉と。澄んだ流れと。井の頭公園の本来の姿に感動。

12月に入り、湧き水の影響はついに池の反対側「ひょうたん池」にまで及びました。
太鼓橋をくぐって、ひょうたん池に流れ込む水の美しいこと!池底の砂がきれいに見えます。透明な水のせせらぎが、ひょうたん池から神田川の源流となり、やさしく流れていきます。

ひょうたん池

明るい時間の方が、透明な水がよく見える。

まだ井の頭池に足を運んでいない方は、ご友人やご家族、恋人と、明るい時間にお散歩に行きましょう。
大雨で地下水位が上がり湧水が出ているため、「お茶の水」をはじめ、すべての井戸を停止しています。弁天池に向かって歩いてください。青く透明な水をたたえた池に、ミクリが漂うのを眺めながら、ベンチで語り合うのは最高です。
そのあとは、弁財天の太鼓橋の両脇の澄みきった水と、噴水(曝気装置)が、池底の泥を吸引したり撹拌するため停止していて、そのため、水鳥がとまるようになっているのもチェックしてください。

お茶の水

ひょうたん池に着いたら、生態系を復活させた立役者に感謝。

反対側のひょうたん池までは、紅葉と水鳥たちを楽しんでお散歩しましょう。
ひょうたん池にかかる石の太鼓橋に着いたら、透明なせせらぎの向こうに、外来種を捕獲する仕掛けや保全のための呼びかけ看板が設置されているのをチェックしましょう。
池がこんなにも美しく、生態系が復活しつつあるのは、「かいぼり」と「外来種駆除」をはじめとする、地道な環境保全活動のおかげです。
ボランティアの方々に感謝せずにはいられない光景です。今年はかいぼりが予定されておらず、次回のかいぼりも未定とのこと。定期的にかいぼりを続けていけるとよいですね。

外来種駆除

せせらぎに沿って、高架をくぐり、井の頭公園駅裏まで行けば、パリの秋のようなオシャレな空間が広がっています。途中のカフェで温かいドリンクを買って、ベンチでせせらぎを眺めながらお茶するのもステキです。

井の頭池をお散歩するなら今です。
吉祥寺に住んでよかった〜と、しみじみ幸せになれる時間をお約束します。

おすすめ記事

you're currently offline