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世界中のハチの激減をくい止めたい!吉祥寺の養蜂プロジェクトを応援しよう!

吉祥寺の自然 ハニカム

もしハチがいなくなったら。私たちの食卓は?

近年、ミツバチをはじめとする「ポリネーター」と呼ばれる、花粉を媒介してくれる昆虫が、世界中で激減しています。なんと、昆虫種のうち40%の個体数が急激に減っているそうです。
もし、ハチがいなくなってしまったら、野菜やフルーツはどのくらい影響を受けるのでしょう?

ハチがいるときの農産物
※引用元:国際環境NGOグリーンピース

マーケットに行けば、バラエティーに富んだ世界中の美味しい野菜やフルーツを、気軽に選んで購入することができます。
しかし、ハチがいなくなってしまったら、手に入る野菜はジャガイモ程度。トマトもニンジンもナスもブロッコリーも出回らなくなってしまいます。

晩ごはんのメニューのほとんどが不可能に。

肉じゃがやカレーを食べたくても、玉ねぎが手に入らず、マッシュポテトが現実的なメニューとなります。
手に入るフルーツはバナナかパイナップル。
イチゴもリンゴも小麦も収穫できなくなるので、イチゴのショートケーキもアップルパイもパスタ・ピザ・パンも食べられません。

このように、ハチがいなくなってしまうと、農作物はもちろんのこと、生態系全体が深刻なダメージを受けることになるのです。

ハチがいなくなったときの農作物
※引用元:国際環境NGOグリーンピース

一体どのくらいハチが減っているの?

過去10年で報告された、「蜂群崩壊症候群(CCD)」によるコロニー消失の数値からも、ミツバチの状況は危機的であることがわかります。
・ヨーロッパ:53%(最高)
・アメリカ :30~40%
・日本   :25%

ハニカムプロジェクト屋上の巣箱

わざわざ都市で養蜂するワケは?

「ハニカムプロジェクト」は、吉祥寺で行なっている「URBAN BEEKEEPING (都市型の養蜂)」です。
近年、パリのオペラ座やオルセー美術館、ロンドンのフォートナム&メイソンや美術館、東京の銀座・丸の内・表参道で「都市型養蜂」が行われていることを、テレビなどでご覧になった方も多いと思います。

「養蜂なら農村部で行えばいいじゃないか」と思われるかもしれませんが、都市は農村部に比べ、強い農薬が散布されないため安全なハチミツが採れ、公園・街路樹・家庭菜園等、蜜源も豊富で多様です。

吉祥寺産の「生ハチミツ」を味わったことがありますか?
さっぱりした甘さの中に複雑な味わいが感じられる、個性的なハチミツです。街のあちこちで販売されています。一度試してみてください。

コミュニティスタンド2

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