加熱・精製・その他加工処理を一切行わない「本物のハチミツ」。

吉祥寺駅周辺で「養蜂」が行われていることが、だんだん知られてきました。
吉祥寺産のハチミツは「生ハチミツ」ですが、一体なにが「生」なのでしょう？

加熱・精製・その他の加工処理を一切行わないで作られる、収穫したそのままの状態のハチミツが「生ハチミツ」です。

じつは、短い期間で採ったハチミツは水分が多くシャバシャバの状態。
ハチミツが蜜蜂の羽根であおがれ、水分量が約20％まで下がって、ようやく糖度の高いハチミツになります。自然のスピードで糖度を高くするには、長〜い時間がかかります。
そのため、安く販売している海外産ハチミツの多くは、コストを抑える目的で、加熱処置し、水アメを混ぜて商品化することもあるそうです。

100％吉祥寺産のハチミツは甘〜くて酵素たっぷり。

本来、ハチミツには180種類もの天然有効成分が含まれており、酵素やポリフェノールなど、私たちがよく耳にする成分も豊富に含まれています。しかし、加熱されると酵素が失われ、風味も落ちてしまいます。
吉祥寺のハチミツは、抗生物質も使用していませんから、安心です。

ハチミツを過度に収穫すると、ミツバチが免疫不全を起こしてしまうそうです。
吉祥寺産のハチミツは、たとえ時間がかかっても、ミツバチのペースに合わせ、じっくり養蜂しています。だから、とっても甘く、風味が高いのです。
初めてなめる時には、あまりの甘さに驚かれると思います。

自然と街をつなげる「さとまち吉祥ハチミツ」

ハニカムプロジェクトは、ミツバチが健康的に暮らせるよう、花や緑を増やす環境づくりの活動も行なっています。
ミツバチにやさしい環境は、人にもやさしいのです。
自然と共存する地産地消の街づくりが、吉祥寺で広がっています。