2020年 吉音コンテスト優勝バンド!「アポンタイム」 インタビュー(前編)
ミュージック
目次
私たちにはグッドミュージックが必要だ。
2020年10月に開催された、第35回 吉音コンテストで優勝した「アポンタイム」。この度、ギター・ボーカルの三輪さんにリモートインタビューが叶いました。
コロナ禍の縮こまった心に吹き抜ける、ありそうでない素朴なグッドミュージック。
編集部ではすっかり昼下がりのヘビーローテーションとなっています。
バンド名「アポンタイム」の由来は。
アポンタイム は「古き良き香り漂う、素朴で優しくて人懐っこくて力強い」そんな音楽を作る地方出身・ゆとり世代の4人組です。
バンド名の由来は、英語で「むかしむかし」を意味する「Once Upon A Time (ワンス・アポン・ ア・タイム)」から。
ビートルズをはじめとする古い洋楽や桑田佳祐・奥田民生などから影響を受け、18歳の頃から曲作りを始めたヴォーカル・ギターの三輪さんを中心に、2019年東京で結成。
下北沢や吉祥寺のライブハウスで活動しながら、リリースを続けています。

メンバーの趣味はさまざま♪
バンドの4人は、自称マイペースな三輪さんが、のんびり屋の3人をリードする!?絶妙なバランスなんだそう。
・三輪 卓也さん(ヴォーカル・ギター )|釣り(歴は音楽より長い!)、ラジオ
・ のん(キーボード )|お酒
・タクミユウキ(ベース)|写真
・ 向井ユウスケ(ドラム)|ウォーキング
4人それぞれの趣味からも、素朴で優しい空気感が伝わってきます。
コロナ禍のアポンタイム は?
コロナ禍に「オリエント」「極楽のゆくえ」「うわのそら」をリリースしたアポンタイム 。
リーダーの三輪さんに最近の活動についてうかがってみました。
編集部:こんなご時世ですが、活動に影響はありましたか?
三輪:ライブは人数制限はかかっているのですが、少しずつやっています。生配信などの新しいことにも挑戦して。それから、ここ一年は集中して曲のことを考えられたから、積極的にレコーディングをしました。
編集部:曲作りについて聞かせてください。
三輪:詞と曲、どっちが先ということはないです。いいフレーズを思いついたら、それをどんどん広げ
ていくような。
言葉選びにはこだわりがあって、でもこだわって見えないようにするのもこだわりです。メロディーの上でいかにさらっと歌えるか、くちずさんでもらえるようにするか考えています。
編集部:「極楽」とか「アリガタキシアワセ」「村一番の美女」(!?)みたいに、日本語として知ってはいるれど、歌に乗るとこんなにチャーミングなんだ!と新鮮でした。
三輪:「『アリガタキシアワセ』はコロナ前に作った曲です。まずサビの「あ〜りがたきしあわせ〜♬」というフレーズが浮かんだのですが、そこからじゃあどんな幸せなの?って時間をかけて考えていって、何気ない日常に対するラブソングになったなと思います。音の方でいうと、イントロに古風なギターのフレーズを持ってくるとか、大好きな古い音楽のエッセンスを入れつつ、「今」の日本語ポップスを作っています。
編集部:とっても吉祥寺に似合う曲だな!と思いました。これといった目的地があるわけでもないんだけど、肩の力が抜けていて、何気なくぷらぷらしていると、ふと幸せを得られたりする、そんなアポンタイム の空気感が素敵です。
<後編に続く>
アポンタイムのサウンドはこちらで♪
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14:15~14:25 (毎週日曜放送『吉祥寺Sunday Cafe』内)
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現在、第20回「キチオンコンテスト」のエントリー受付中です。
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